語学

更新日時:2017-07-26 06:11:27

日本は経済の低迷期にあり、インターネットの発展により世界はグローバル化が進んでいます。東京オリンピックの開催決定で、海外との交渉力が試されている現在、語学力を持っていることは大きなアドバンテージになると思います。

英語力があることは、もはや大前提といってもいいでしょう。今まさに大学にいって語学を学ぼうとしている方、これから新しく英語以外の語学を習得したいと考えている方にとっては「第二外国語」の選び方が重要になってきます。

国際的に考えて重要になる言語は、ヨーロッパ系言語ならEUでの使用国が多いドイツ語、国際的に使用する国の多いフランス語があげられるでしょう。ただし、ドイツ語もフランス語も比較的難解で、発音も非常に難しいものです。習得するにはそれなりのふぉりょくが必要になります。

急速な経済成長により、貿易先として無視できない存在になっている中国の言葉も学ぶ方がかなり多いです。日本人にとってなじみ深い漢字を使用するので、一見とっつきやすそうに見えますが、同じ感じでも日本とは違う発音、用法をすることが多々ありますので注意が必要です。また、発音の難しさは外国語でも随一で、声の高低によるニュアンスでも意味が変わってしまうなど、独特の難解さがあります。

元々日本は、世界の中でも少し特殊な言語や文法を持った言語を使用する国であり、それが余計に外国語の習得を難しくしている傾向があります。

外国語で比較的日本人が習得しやすいのは、読みがローマ字そのままに近く、かつ中南米でも広く使われているスペイン語。そして比較的文法が日本のものと似ており、読みも覚えやすく、日本にとっては活用の機会の多い韓国のハングル語などがあげられます。

難しい、簡単の差はありますが、将来の自分に役立つ言語を習得することが重要です。例えば理数系の海外文献はドイツ語が多いので、ドイツ語を学ばなければ世界の最新情報を入手することがむずかしくなったりもします。どの言語が自分にとって必要なのか、じっくり考えて学ぶべき語学を選ぶべきでしょう。

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